うさぎの主食のお話
お知らせ 2015.04.23
桜もすっかり緑の葉を生やし、 温かい気候になってきました。
昆虫や爬虫類など生物を目にすることが多くなり、なんとなく心躍る時期ですよね?
最近は事務的なお伝えしか出来ていなかったのですが(汗)、本日はうさぎについてお話ししたいと思います。
先日、わけあって色々なうさぎの飼育書を読む機会がありました。
そこで食餌について書いてあるページが必ずあるのですが、意外とバラバラな記述になっていて驚いたのが、今回この記述をしようと思うに至った経緯です。
うさぎは完全な草食性です。
栄養価の低い草や木の葉を主食にするのでその栄養を余すところなく吸収するために、消化管がとても発達しています。
一見、栄養がなさそうなものからでも腸内細菌が消化してそこからエネルギーを吸収しています。
街中で売られているうさぎ用の食餌としては、乾草、ペレット、おやつ、それと自宅で用意できるものとして、果物や野菜あたりが主だったものでしょうか?
この中でうさぎの主食として用いてほしいものは 《乾草》になります。
いくつかの本でペレット主体で乾草はいつでも食べれるように置いておきましょう、のようにかかれていたのですが、これは厳しく言わせてもらえば間違っています。
乾草が好きで自分からペレット以上に食べてくれるのならばいいのかもしれないですが、基本嗜好性はペレットのほうが上です。なので、ペレットばかり食べて乾草はほとんど食べなくなってしまう可能性が高いです。
栄養価ではいいのかもしれませんが、その他では問題が生じてしまう可能性があります。それについては次回、書かせて頂きます。(最近1回では上手くまとめられなくなってきてるなぁ・・・)
主食は乾草!これを覚えておいてください。